土曜日, 7月 30, 2005

カシミール3D_2

家に戻ると、息子が渋谷のTSUTAYAで借りたレンタルCDが今日返却期日とのこと。また先日返したCD、中身を入れずに戻した、ってことなので、散歩を兼ねて渋谷まで。自宅のある杉並の和泉から井の頭通を一路渋谷まで。ほぼ1時間強。午後11時前に到着。
「すみません、これが本日返却分。このCDは先日入れ忘れたもので。。。」「お客様、本日返却分のCDが入っていないようですが。。。」。気を取り直し「カシミール3D」のお勉強と地形図つくりの軌跡。

いつだったか、「カシミール3D」のホームページを見ていると新刊がでている。「カシミール3D 図解実例集1(初級編)¥2,500」。1/25,000(関東甲信越)の地図+等高データが入っているとのこと。東京の地形図をつくろうとしている手前、買うしかないでしょう。
また、いまひとつよくわからないまま、『数値地図5mメッシュ(標高);国土地理院発行』、なんとなくありがたそうなので、えいやっと、¥7、500円も使って買ってしまった。

買ったのはいいのだけれど、パソコンにインストールして出てきたものが上に載せた地図。当然といえば当然なのだが、地図データがないわけだ。「カシミール3D」の各書籍にバンドルされている地図データはすでに等高データがマッピングされているようで、純然たる地図というわけでもなさそうだし。。。また、地図を買わなければいけないのか、などと思っていた。が、カシミール3Dを立ち上げたときに現れる「ようこそカシミール3Dへ」の画面にインターネット接続さえしていれば、国土地理院の地図閲覧サービスを利用できるとの案内。早速アクセス。2万5千地形図が出てきたので、指示に従い編集メニューの「標高データを重ねる」を選び、標高データとして購入した「数値地図5mメッシュ標高」を選択。これでなんとなく準備ができたよう(あまり自信はないのだが)。

まずは、標高線に応じた地図の色分け。「カシミール3D」で山の風景を作っていたときは、気にもしていなかったので少々、途方に暮れる。はてさて。

あれこれ触っていると、「表示メニュー」>>「パレットの選択」>>「標高データパレット」>>「編集」>>「パレットの設定」で標高単位と色を自分で決めることができる、よう。5メートル単位で色分けしてみた。いままでこの日記に掲載している地形図はその成果物。本来なら標高毎の色を統一すればいいのだろうが、輪郭をはっきりとさせたい、という思いもあり、高さと色は敢えて統一してはいない。

次は、いわゆるロードマップというか散歩の軌跡作成。これもいろいろ触っていると、「登山ルートの作成」ができる、とのこと。地図上のスタート地点にカーソルを置き、右クリック「新規作成」>>「登山道・新規ルート」。スタート地点にカーソルを置き、後はルートを描いていけばいい。今まで掲載している地図上の赤とか青の線はこの手順でつくったもの。また、このルートをつくっておけば、そのルートの断面図も作成できる。地図とペアで掲載しているルートデータはその成果物。それ以外にもいろいろな機能があるようだが、当面必要としたのは、標高単位で色分けできた地図であり、そのルートマップ、ルートデータであるので、これで十分。今に至っている。

今回久しぶりに「カシミール3D」のホームページを見ていたら、「日本高密メッシュ標高セット公開」というメッセージ。「東京都心部や、名古屋市なども10mメッシュの解像度でカバー。従来の50mメッシュでは全く見えなかった微地形を再現します」とのこと。¥7,500円を出して、『数値地図5mメッシュ(標高);国土地理院発行』、買ってしまったばっかりなので、少々気持ちの整理ができてからダウンロードしようか、とも思う。

下に「カシミール3D」のサイトにサンプルとして掲載されている渋谷近辺の地形図を載せておく。もう少し早くリリースされていたら。。。、もう少し『数値地図5mメッシュ(標高)』への投資を逡巡していたら。。。

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